1956年に描かれた本らしく、でもまったく古い小説という感じがしなかった。
小説内の設定は、1970年ぐらいとその30年後の2000年を少し行き来する、SF小説。
SFをあまり読んだことがなかったのと、普通の小説のように読んでいたので、筋書が新鮮でもあった。
主人公のダニエル・デイヴィスが、ストーリーの初めからハメられて冷凍睡眠することになるから、本当に大丈夫かと思ったけれど、あとあと彼自身、機転の利くところがあったことを知り、さすが主人公だった。ずっと猫のピートが気になってたけれど、終わりも一緒でよかった。
タイムトラベルへの想像力は、小説内だけじゃなくて実際の科学でも広げられていることを最近の新聞記事で知った。実験中なのは冬眠らしいけれど、冷凍睡眠ととても似てるなーと思った。
今、を変えたいから、人間はタイムトラベルに憧れ、想像を膨らますのかなーと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2020
- 感想投稿日 : 2020年8月11日
- 読了日 : 2020年8月8日
- 本棚登録日 : 2020年8月11日
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