島はぼくらと

著者 :
  • 講談社 (2013年6月5日発売)
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本棚登録 : 4983
感想 : 711
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いいお話 ちょっと目頭うるうる・・・・
日々の暮らしの中にある苦悩と葛藤、そして、喜びと幸せ
瀬戸内海に浮かぶ孤島・冴島を舞台に繰り広げられる心温まる物語が本土の高校へ通う幼馴染、男2人に女2人の4人組の目を通して語られていく
新しくやってくる移住者と地元住民たちの係わり合い
島の過去から現在に至るまでの出来事
島に居続けるということの苦難と幸福
登場人物一人一人がとっても愛らしくて魅力的
初々しい高校二年生・幼馴染四人組
喜びも悲しみも共に味わった祖父母に肝っ玉母ちゃんたち
だけど、みんな色々な事情があるのです
そして、過疎化という問題
積極的に行うIターンやシングルマザーの受け入れ
島の資産を有効活用するために生まれたお母ちゃんたちのおらが会社『さえじま』は、ネット社会の拡大を上手に使った事業
ここにも成功があったり、失敗があったり
物語を盛り上げる
本木くんのサプライズ!!
ヨシノのサプライズ!!
ウエノ先生のサプライズ!!

前半にある出来事はことごとく
繋がる!繋がるねー!気持ちいーくらいに繋がるねー!!
これ、出来すぎでしょーってくらいに繋がります!!!

友愛、家族愛、地元愛、愛いっぱいです!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 辻村 深月
感想投稿日 : 2013年8月25日
読了日 : 2013年8月25日
本棚登録日 : 2013年8月25日

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