警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第3弾。
堂場さんの書く警察シリーズはどれも登場人物がカッコよく、次から次へと手に取ってしまう。
今作で失踪した大学の理事長は愛する人のためには全てを擲ってもいいと考える情熱的な一面を持った人。
対して想いを寄せていた女性は昔から上昇志向が強くて、高城の考えるように、あくまでビジネスで有利に立ち回るために理事長の気持ちを利用していただけなのかも。
そう考えると理事長の取った行動は悲しさだけが残るなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
堂場瞬一
- 感想投稿日 : 2018年6月17日
- 読了日 : 2018年6月16日
- 本棚登録日 : 2018年6月17日
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