アカガミ

著者 :
  • 河出書房新社 (2016年4月9日発売)
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本棚登録 : 788
感想 : 139
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近未来の日本の話。若者が恋愛をせず、子供が生まれない、自殺増加の未来の日々。アカガミという国の制度に参加してマッチングし、子供を作る事業。恋愛に興味のなかったミツキが、サツキと恋に落ちていく様子が丁寧に描かれ、ふんわりした気分になる。その後、アカガミの仕組みの恐ろしさがだんだんと表出してくる。そして赤ちゃんが生まれるが・・・・。「不適合」の烙印を押され・・・。 めちゃこわ。読後感がめちゃくちゃ気持ち悪い。でも読んでる間は、すごくおもしろい。本当にありそうな話なような、でもやっぱり幻想的なファンタジーの世界のような。パート2を読みたい。ほかの子供たちは、いったいどうなってしまっているんだろう。そして、海外ではどうなっているんだろう。どうやってミツキたちは子供を守っていくんだろ・・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年11月18日
読了日 : 2016年10月5日
本棚登録日 : 2016年11月18日

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