窪美澄のおすすめランキング

プロフィール

1965年東京生まれ。2009年『ミクマリ』で、「女による女のためのR-18文学賞大賞」を受賞。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、「本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10」第1位、「本屋大賞」第2位に選ばれる。12年『晴天の迷いクジラ』で「山田風太郎賞」を受賞。19年『トリニティ』で「織田作之助賞」、22年『夜に星を放つ』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『アニバーサリー』『よるのふくらみ』『水やりはいつも深夜だけど』『やめるときも、すこやかなるときも』『じっと手を見る』『夜空に浮かぶ欠けた月たち』『私は女になりたい』『ははのれんあい』『朔が満ちる』等がある。

窪美澄のおすすめランキングのアイテム一覧

窪美澄のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)』や『夜に星を放つ』や『ふがいない僕は空を見た』など窪美澄の全177作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

9932
3.61
窪美澄 2012年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

窪美澄さんのデビュー作である本作。窪さん特有の後ろ暗い事情を抱えた人物を繊細かつリアルに描く作風が見られ、この作品が改めて窪さんの原点であると感じました。... もっと読む

夜に星を放つ

8445
3.54
窪美澄 2022年5月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは、”もう何も失いたくない”と感じるような心の痛みを経験したことがあるでしょうか? 人は生きていく中で自分の生きる支え、希望のように感じている存在... もっと読む

ふがいない僕は空を見た

5588
3.53
窪美澄 2010年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「セイタカアワダチソウの空」が凄絶だった。 ヤングケアラー問題を具体的に書いた物を読んだのが初めてで、想像を絶する絶望感だった。 登場人物はみんな心が壊... もっと読む

夜空に浮かぶ欠けた月たち

3857
3.95
窪美澄 2023年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

駆け抜けるように読め、読後の爽快感を味わえる作品だった。しかし、内容は、登場人物の心が塞がってしまう場面が多く描かれてあり、重たいものだった。なのに、なぜ... もっと読む

よるのふくらみ (新潮文庫)

3579
3.65
窪美澄 2016年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

窪美澄さん3作目。本当に読みやすくて好き。 お兄ちゃんむっつりだなぁ〜苦手なタイプだわ〜と思ったけど、最後は無意識にお兄ちゃんを応援してた。 "同情してい... もっと読む

晴天の迷いクジラ

3350
3.72
窪美澄 2012年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

由人24歳、独身男性、一人暮らし。母親の愛情が自分だけには向かず、高校卒業後家を出て東京の専門学校に通う。その後、ブラック企業に就職、過労と失恋により、う... もっと読む

やめるときも、すこやかなるときも (集英社文庫)

2935
3.78
窪美澄 2019年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初読みキャンペーン! 初めて読む作家さん。窪さんのどれを初読みにするか、書店ウロウロ&ブグログチェックしながら、コチラに決定★ とっても良かった。久しぶ... もっと読む

晴天の迷いクジラ (新潮文庫)

2481
3.89
窪美澄 2014年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは、『迷いクジラ』を見たことがあるでしょうか? かつて給食に当たり前のように登場したとも言われるクジラ肉。しかし、今の世でクジラは、”捕鯨は是か?... もっと読む

水やりはいつも深夜だけど (角川文庫)

2422
3.73
窪美澄 2017年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R3.10.8 読了。  「かそけきサンカヨウ」の映画化になると知り、先に小説を読んでみたいと思った。植物と家族にまつわる短編集。不思議なことだけど... もっと読む

水やりはいつも深夜だけど

1789
3.77
窪美澄 2014年11月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『これがほんとうに、おれが望んだ家族のカタチなんだろうか、という思いがふいに胸にわき上がる』。 この世には数多の『家族』があり、その数だけ『... もっと読む

よるのふくらみ

1452
3.81
窪美澄 2014年2月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ありていに言えば陳腐な話である。 一人の女性と彼女を好きになった兄弟の三角関係の話なんて少女漫画かメロドラマみたい。 とはいえ、使い古されたストーリー... もっと読む

じっと手を見る

1369
3.45
窪美澄 2018年4月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

介護士の男女とその周りの出会いと別れ、再会。 やるせなく、情けなく、リアル。 富士山を臨む地域で介護士をしている日奈。 失業することはないが、老... もっと読む

さよなら、ニルヴァーナ

1319
3.48
窪美澄 2015年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これは、問題作だな… ニルヴァーナとは、涅槃のこと。智慧を磨き修行を積んで、迷いや煩悩や執着を断ち切り、悟りに到達して、いっさいの苦・束縛・輪廻から解放... もっと読む

やめるときも、すこやかなるときも

1275
3.75
窪美澄 2017年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブクログやってて良かったなぁと思うのはこういうときですよね そして2022年のテーマを「素直」と決めた自分にはそういうときが頻繁に舞い降りてきています ... もっと読む

私は女になりたい (講談社文庫)

1233
3.77
窪美澄 2023年4月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

窪美澄さん、先日に続き2冊目。 初読みした先日、他の作品も読んでみたくなり書店ウロチョロしていると、 文庫本新刊という事で山積みになっていたのでコチラを。... もっと読む

じっと手を見る (幻冬舎文庫)

1209
3.61
窪美澄 2020年4月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『もしかしたら私はこの人のことが好きなんじゃないかと、そのとき初めて思った』 あなたは、そんな瞬間を感じたことがあるでしょうか?  恋愛感情の訪れ... もっと読む

さよなら、ニルヴァーナ (文春文庫 く 39-1)

1178
3.45
窪美澄 2018年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分は作家でこそないのですが仕事柄文章を書くことが多く、この作品に出てくる「作家」の心境とリンクするところがすごく多く、共感できて安心する半面、「ああやっ... もっと読む

雨のなまえ

1177
3.29
窪美澄 2013年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

雨にまつわる短編集。 なかなかの激し目の性描写あり。そして、陰鬱な雰囲気が全編に漂っている。 どの雨もどんよりしていて、なんだかテンションが下がってしまっ... もっと読む

いるいないみらい

1088
3.64
窪美澄 2019年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

子どもがいる、いない。欲しい、欲しくない。どちらの気持ちもわかるなと思いながら読んだ。 こういうことって、考えれば考えるほど答えがでなくなるのかも。 主人... もっと読む

トリニティ

1082
3.79
窪美澄 2019年3月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦後、まだ女性が社会に出て働くことが稀だった時代に、出版業界で働いた3人の女性たちの生き様を描いた長編小説。 ライターの登紀子、イラストレーターの妙子(早... もっと読む
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