一色氏がビデオ流出するに至った経緯と彼の思いが克明に描かれている。これを読んでいると日頃から感じている日本の病んだ組織体制を改めて痛感する。省益あって国益なしではなくむしろ彼の言う通り『国益あって省益なし』でなければいけない。国家の隠蔽体質に快刀乱麻を断つ筈が(もしくは問題提起程度にしろ)、黒い影に操られたマスコミの的のズレた報道によって彼の目的は果たされず、その後震災もあってうやむやになっていることはとても残念。
Sengoku38の意味はここでも解明はされない。がっかり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2011年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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