内容紹介
9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮し。毎日を、とても大事に、楽しく積み重ねています。お母さんはふと思います。いつか大きくなった時、今日のことを思い出すかな――。どんな時もあなたの味方、といってくれる眼差しに見守られてすごす幸福。かつて自分が通った道をすこやかに歩いてくる娘と、共に生きる喜び、切なさ。やさしく美しいイラストで贈る、少女とお母さんの12の物語。
母子家庭の日常を絵本のような文章で綴った短編集。ユニークな母親の日常会話の中に、子供に伝えるべき言葉をしっかり考えて選んでいる様が伺え母親の愛情を感じる。こういう母親に育てられた子供はどういう大人になるのか想像する。
本好きに好かれる文章だから、きっと本好きの子供になるんだろうなと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2017年2月11日
- 読了日 : 2017年2月10日
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
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