産霊山秘録 下の巻 (角川文庫 緑)

著者 :
  • KADOKAWA (1981年1月1日発売)
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本棚登録 : 18
感想 : 3
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【評価】ふつう

【キャッチコピー】ヒ。たのもしく哀しき存在。

【一行書評】下巻は幕末から現代(ちょっと以前)まで。

【内容】下巻に入ってからだんだんと面白くなってきた。
上巻はいうなれば
 ・戦国時代・飛稚編。
 ・戦国時代終焉編。
 ・戦国後・猿飛佐助編。
下巻はいうなれば
 ・江戸末期(天保)・鼠小僧次郎吉編。
 ・幕末・坂本龍馬編。
 ・第二次大戦後・ふたたび飛稚編。強いて言えばこれが本編ということになるか。

【この作品10の要素】
 ・ヒという存在。
 ・歴史のカゲにヒあり。
 ・忍の中でも別格の能力。
 ・超能力。
 ・歴史的人物の誰がヒなのか。
 ・ころころ代わる主人公。
 ・ヒの男と女-オシラサマ。
 ・産霊山ネットワーク。
 ・芯の山。
 ・SFなのか伝奇ものなのか。

【得したこと】ヒを通して歴史を楽しむ方法を知る。

【損したこと】物語としてはめちゃくちゃおもしろいというわけでもなかった。


【読了日】2010年05月21日

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ふつう
感想投稿日 : 2011年5月22日
読了日 : 2011年5月21日
本棚登録日 : 2011年4月20日

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