オリーブの真実 (光文社文庫 テ 5-8 密偵ファルコ 8)

  • 光文社 (2004年6月1日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 2
3

ずっと読んでる古代ローマを舞台にした探偵もの。
キャラクタが魅力的。
探偵ものであり、身分違いの恋を描いた恋愛ものでもある。

交互にローマと遠いどこかが舞台になっていくこのシリーズ、今回はやはり旅先での事件。
それからファルコさん、とうとう父親になるもよう。

たまたまファルコが参加したパーティーの客が殺された。
容疑者すべてがオリーブ油貿易関係者で事件後全員ヒスパニアにそそくさと帰ってしまったのでファルコは追いかけていかなければならなくなった。
おりしもヘレナは出産間近で…。

ひとくせもふたくせもある連中の中であいかわらず皆を不愉快にさせつつ右往左往しながら迷惑がられているファルコの苦労が楽しい。

(2004年06月11日読了)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ふつう
感想投稿日 : 2011年4月23日
読了日 : 2004年6月11日
本棚登録日 : 2011年4月23日

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