ひさしぶりにジーヴス・シリーズ。
今回はいきなりジーヴスは休暇でいなくなるようだ。
バーティーはアガサ叔母のところで、再び登場の歩く災害ロバータ(ボビー)と会わなくてはいけないらしい。
そのうえさらに バーティーが「疫病神の王者」と呼ぶ、かつて収容されていた私立学校の運営者オーブリー・アップジョンと出会わなくてはならないらしい。
タダじゃすみそうにない。
題名が「~帰還」なので最後は戻ってきたジーヴスがうまく処理してくれるのだろうが、またとんでもない災厄がたくさん自業自得のバーティーに降りかかり続けそうだ。
心落ち着いたときに楽しく読みたいものだけど、図書館の貸出期間中、あと一週間、あわただしい気分の中で読まなくてはならないのが、もったいない。
グロ執事登場。
役所広司さんふうに「な、何を考えてるんだ、あんたは」と言いたい。
細かな会話に過去に読んださまざまが走馬灯のように駆け巡り、つい「くすっ」となる。
で、なんとかかんとか読み終わりました。
解決がちょっとあっけなかったような気もします。
バーティーには(いつもどおり)気の毒なようでもあります。
みんなバーティーにはもっと感謝しないといけないのでは?
今回は、他に二つばかし短編も入っています。
(2010年12月27日読了)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
好感あり
- 感想投稿日 : 2010年12月20日
- 読了日 : 2010年12月27日
- 本棚登録日 : 2010年12月27日
みんなの感想をみる