手のひらの京

著者 :
  • 新潮社 (2016年9月30日発売)
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感想 : 167
3

神戸の人にとって京都は近いのに遠い。
私にとって京都はずっとそういう場所だ。

やや東に住むようになって
以前より時間をかけずに行けるというのに
やっぱり遠い場所だ。

自分の子ども達は毎日通っているというのに、
そういう場所だ。

その京都に住む3姉妹のお話。

同じ親から生まれて、
同じように育てられたのに三者三様。
姉妹って面白いなぁ。

京都に住むって感じがちょっとだけ味わえるかな。
まぁ、でも、
いつまでもお客さんなんやろねぇ。

私の元上司で京女なのに京都嫌いの人がいますが、
あれはあれで、屈折した地元愛だよなぁ。
そんな彼女が私は嫌い。オイオイ。

感想になってないな、素敵な作品でした、ホントだよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 綿矢りさ
感想投稿日 : 2017年8月31日
読了日 : 2017年8月27日
本棚登録日 : 2017年8月27日

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