検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社 (2012年11月6日発売)
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本棚登録 : 1416
感想 : 204
5

佐方貞人、やっぱりスゴイ。
検事時代の話に戻って、5話の短編。

どれも、良かったけれど、
「罪を押す」と「本懐を知る」が特に。

同じ本を読んだ学生の息子が
「思うに、普通のことをきちんとできる人が
仕事のできる人、なのかなぁと思ったよ」と。

その通り。
でも、それがもっとも意志のいることなのだよね。

佐方氏シリーズはあと1冊。
もっと書いてほしいなぁ。
こういう、真面目な人好きだわぁ。
なかなか、現実にはいないものね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 柚月裕子
感想投稿日 : 2015年1月15日
読了日 : 2015年1月12日
本棚登録日 : 2015年1月12日

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