旅というものを今一度考えさせられる本。
昔の日本人は土地を放棄することは犯罪であり、その中で放浪を許されている者は、芸人と、ある種の職人、そして聖職者のみだった。彼らは旅を生業とし、生きていた人たちだった。
趣味で旅行をすることに対しての違和感と、
観光開発においてその土地が失う大きなもの、
お金の使い方 旅のスタイル 人生のスタイル
「いるべきでない場所にいる」という彼の矛盾
「酸素と窒素と神様でできている土地」
個人的にこの言葉にやられました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2011年9月24日
- 読了日 : 2008年5月
- 本棚登録日 : 2011年9月24日
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