俺は、中小企業のおやじ

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2009年2月1日発売)
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・外注先にコスト削減を強いるのはもってのほか、そんなことをしてはいかんのです。
 それは生産が増えているときにすることです。いまみたいなときは、内なるコスト削減、
 すなわち、おのれのマイナスをいかに減らすかに努力する。材料の質を落とすのではなく
 材料そのものを変えたり、不良率を減らすといった工夫をしたりする。
・「会計の基本は2つのポケットだ」それは、「売り上げと儲け(利益)は違う」ということ
 が分かっているからです。
・「1位と2位が本気で戦いはじめると、3位以下のメーカなんて木端微塵に吹きとばされる。
・「会社というのは、いろいろ手間がかかっても一からつくりあげたほうが、いい結果がでる。
・カネと時間がかかるものは大嫌い。会議はその最たるものだ。
・『率』は実態を覆い隠す。『個数』と『金額』で判断せよ。
・ものごとの延長線上で考えるのはダメだとは思っていました。しかし、与えられた環境のなか
 で最善を尽くすことだけがすべてでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経営者自伝
感想投稿日 : 2012年7月14日
読了日 : 2012年7月14日
本棚登録日 : 2012年7月14日

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