蓮の数式

著者 :
  • 中央公論新社 (2016年1月22日発売)
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本棚登録 : 171
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10年間不妊治療をしている主人公・安西千穂。高圧的な夫、口うるさい義母、精神的に追いつめられた千穂と高山透との運命の出逢い。透が送ってきた人生があまりに痛ましい。お互いを補い合える二人が出逢ったのはまさに運命。哀しい結末、ラスト、事件から二年後、恵梨の近況と心情が描かれているが、それより千穂の心情を知りたかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 遠田 潤子
感想投稿日 : 2018年7月1日
読了日 : 2018年7月1日
本棚登録日 : 2018年5月24日

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