強制的に外界と断ち切られた町の群像劇、第二巻。一巻よりも面白いかも。人がただその町で生きることの切実さが詰まってて、いい。
人と触れ合うことへの欲求が、いい形にも、悪い形にもブーストがかかってしまう環境だから、普段私達が普通に暮らしているときに守っている自分自身の殻も、ふとした瞬間に破れてしまうんじゃないかと、そんなあやうい気持ちにさせられる
読書状況:読み終わった
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motoiの本棚
- 感想投稿日 : 2017年10月25日
- 読了日 : 2017年10月25日
- 本棚登録日 : 2017年8月16日
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