著者である矢野隆氏のポップな語り口調がすごく良いです。
青春のテイストと剣客小説の独特な疾走感というか高速感?が、スピード感が重要である文学作品において、筆力×内容がより物語を良い物にしているという印象がありました。
前作の「蛇衆」「無頼無頼ッ!」も若いエネルギーのある作品でしたが、今回の「凶」は、前にも増して若さを全面に出し、筆力を爆発させた作品であるとおもいました。
僕的にはかなりヒット。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年5月4日
- 読了日 : 2011年4月30日
- 本棚登録日 : 2011年4月30日
みんなの感想をみる