同じ日に生まれた富豪の大丸家の赤子と貧しい漁師の赤子。足に火傷を負わせお礼が貰えなくなると思い、大丸家に戻された赤子は漁師の子。取り替えられて令嬢になった我儘で高慢な千鶴子、母や弟を支えて生きる可憐なしのぶ。しのぶの母が大丸家に事実を告げた事により本人達には伏せられしのぶは千鶴子の学友として大丸家に迎えられる。冷たく当たる千鶴子。そして同じ漁村には亡き父の意志を継ぎ温泉堀りに賭ける少年新太郎。それぞれが歩んできたあの道この道、運命が違っていても、やがては真心の道へと通じる1本道になる。最後は安心の大団円。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年1月6日
- 読了日 : 2012年1月6日
- 本棚登録日 : 2012年1月2日
みんなの感想をみる