「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える

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  • 新評論 (2013年10月8日発売)
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感想 : 35

「昔はよかった」と言うけれど、本当だろうか?
何となく感じていた自分の感覚は、本書ととても近く思う。
技術の進歩、情報共有、様々な進歩で、世の中はどんどん暮らしやすくなっている。
「昔はよかった」という言葉は、どちらかと言うと、今をより良くしていきたい、と言う大勢の思いの裏返しなのではないだろうか。
「過去に良かった時代があった」と思う事は、「きっと未来を良くできるのだ」と言う確信なのかもしれない。そして、思い通り、未来は良くなっていく。
「昔はよかった」は、実は希望の言葉なのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月22日
読了日 : 2022年1月15日
本棚登録日 : 2022年2月22日

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