男性に執着し結婚が幸せと信じて振り回される不幸な女性たちの話。
一見リアルには起こらなそうな話ばかりだけど、一方で心境や振り回される感じはリアルそのもの。
小説を読んだ後に心が洗われる感覚は全くなく、むしろ見たくないし見せたくもない汚い部分をまざまざと見せつけられる感じ。
人に幸せを委ねるから振り回されるのであって自分のことは自分で幸せにするのが一番とやっぱり思った。
短編集の中では最後の夜離れの銀座のホステスさんが1番好き。なんだかんだで恋愛への執着はなく冷静に自分の幸せを見てる気がする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月31日
- 読了日 : 2020年10月31日
- 本棚登録日 : 2020年10月22日
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