レアルとバルサ 怨念と確執のルーツ - スペイン・サッカー興亡史 (中公新書ラクレ 445)

著者 :
  • 中央公論新社 (2013年2月8日発売)
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感想 : 8

サッカー好きでバルサとマドリーとの関係であったり、フィーゴが移籍した直ぐの試合で豚の頭が投げられたのを知っている人は多いと思う。ただ、何故そこまで互いに憎しみ合うのか、カタルーニャ等の民族の問題と聞いても日本で住んでいる人間からはピンとこない事があると思う。それをクラブが出来る所から、その時に社会情勢がどの様になっていおり、そして其処から徐々にクラブ間の確執であったり、カタルーニャが周りから現在の印象を持たれるまでの流れがはっきりとわかる本だと思う。これを読めば、スペイン内で未だに色濃く残る民族問題を含め、深い意味でリーガを楽しめるんじゃないかと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2015年1月15日
読了日 : 2015年1月15日
本棚登録日 : 2015年1月15日

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