復刻新装版 憲法と君たち

  • 時事通信社 (2016年10月15日発売)
4.15
  • (10)
  • (12)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 138
感想 : 15
5

憲法記念日に読み終わったのはたまたまだったが、とても勉強になる本であった。

とくに後半には、現在のような時代になるようなことを見越したような内容も。
わけのわからない現在主流の改憲推進派に対して、国民はこういうことをよく知らなければいけない。

そして木村草太氏の巻末解説は必読の内容。いかに、現在主流の改憲推進派の論理が、うすっぺらなものであるかがよくわかる。

ただ問題は、そういう事実を多くの国民がよくわかっていないこと。
うすっぺらゆえにわかりやすいというところが、現在の論理の危ないところだ。

日本人は、もっと勉強しないと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2018年に読んだ本から
感想投稿日 : 2018年5月3日
読了日 : 2018年5月3日
本棚登録日 : 2018年5月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする