フリーランス・個人事業の絶対トクする! 経費と節税

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  • ダイヤモンド社 (2013年2月8日発売)
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感想 : 12
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3分の2くらいまでは、当たり前のことが簡単に書かれていたけど、その後からは、今後自分がどのようにして身を振って行けばいいのかを痛烈に感じさせられた。
ほんと税金てむちゃくちゃかかるのね。
税金が個人だったら、法人だったらでどれくらい必要なのかをざっくり知れただけでも良かった。



必要なところを抜粋。

レシートも領収書も一緒

申告の科目分けP78から。
その科目の租税公課が使えるのは、所得税と住民税以外の税金、固定資産税や事業税、自動車税や印紙税など。
因みに事業主貸は「事業と関係ない収入や支出があったときに使う項目」簡単に言うと、事業用の通帳にプライベートな入金があったりした場合に使う項目。

個人と法人の違いは、倒産した時に個人だとプライベートのもの全てを借金に充てなきゃいけないけど、法人なら会社と個人が分かれてるので、プライベートは関係せず会社の中の資産だけを借金に充てれば良い。
因みに個人と法人の税金の違いは、個人には累進課税なのに対し法人は一定税率。すなわち儲けが大きくなるほど個人は損をしてしまう。

消費税は2年前の売り上げが1000万円を超えたら支払い義務が発生する。
例えば2013年の売り上げが1000万円を超えたとしたら、2014年に確定申告があって、2015年度の売り上げから消費税がかかり、2016年にその消費税を支払う。
しかし2015年度に個人から法人になってしまえば、その個人の消費税はなくなり、法人の消費税が又2年先延ばしに出来る。

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感想投稿日 : 2015年1月4日
読了日 : 2015年1月4日
本棚登録日 : 2015年1月3日

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