銀行を辞めた主人公がいろいろ持ち込まれる金融関係の相談ごとを解決していくといった短編集。
池井戸作品らしく元銀行員の知識を使ったサスペンスタッチ(ただし決して重くはない)の展開で読んでいて飽きない。なかでも古いノートだけで持ち主を推理する話はとても面白かった。ただしどの話も「え?ここで終わり?」みたいな感じで終わるのでもう少し余韻を描いてほしかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2016年11月27日
- 読了日 : 2016年11月19日
- 本棚登録日 : 2016年11月19日
みんなの感想をみる