「部下を精神的に潰しながら、どんどん出世していく人」のことをクラッシャー上司として定義。
具体的に事例を紹介しながら説明しているため非常に分かりやすい。色んなタイプのクラッシャー上司がいるが、残念ながはどの上司も仕事は優秀なので会社としては必要とされることが多い。
読んでいると、この仕打ちはひどいなぁと思う事例もあるが、昔であれば「モーレツ社員」や「24時間働けますか?」などと賞賛されてきた働きぶりなのだろう。
日本の会社のあり方はメンバーシップ型が多いため、自分を犠牲にしても「会社のために」と頑張るのが美徳される考え方がこびりついている。会社がいきなり変わることは無いので、自分の身は自分で守るしか無い。
本書を読んでクラッシャーからの身の守り方を日頃から考えておかないとなぁと思った。
働き方について考える契機となる良書。あっという間に読める。
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- 感想投稿日 : 2018年12月26日
- 読了日 : 2018年12月26日
- 本棚登録日 : 2018年12月26日
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