社内調整の大事さの新しい視点での言語化本
ユニクロのファーストリテイリングに外資系企業から入社した田中雅子さんの本。
社内人脈や何を言うかではなく誰が言うかを大事にするといった内容にも取れる、ある意味昭和的なサラリーマンが大事にしていたような事を非常にスキルとして捉えた本。
すごくネガティブな言い方をすると、「頑張って社内でネゴしました」とも読めなくない内容なのですが、全く中にいやらしさが無いのは、おそらく著者が本当に「スキル」と感じている部分に起因するように感じます。
こういった暗黙の了解的な社内調整の大事さを語る本は、年配の男性が年下の部下に「会社とはな・・・」と語るイメージですが、 「外資」「女性」という視座からだと非常にスキルや機能面としてフォーカスされているようで、新しいと思います。
社内調整とかうまく出来るようになりたいけど、説教くさい本は嫌だ!という方にはかなり違った視点で面白いと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月8日
- 読了日 : 2012年3月8日
- 本棚登録日 : 2012年2月23日
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