スギハラ・サバイバル (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年7月28日発売)
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感想 : 26
5

スマートな作品だと思います。
杉原千畝がふりだした命のビザが紡く、人と人との縁
平行して、シカゴ市場を舞台に、不自然な金融市場の動きと、その動向を追う、UKのインテリジェントオフィサー。
世界に張り巡らされたユダヤのヒューマンネットワークの一つがスギハラ・サバイバルなのです。

目次は、以下の通りです。

プロローグ 梅の橋 2008年9月
第1章 出ポーランド記 1939年
第2章 ふたりの少年 1940年
第3章 マーケットの怪 2009年春
第4章 それぞれの夏 1971年8月15日
第5章 ピカレスクの群像 2007年初夏
第6章 小麦とテロリスト 2009年6月
第7章 セレクトセールの夏 2009年7月
第8章 ブナの森のモーゼ 2009年秋
第9章 ソフィー・リング 2009年晩秋
終章 梅の橋 2010年春

主要参考文献
著者ノート
  

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年10月13日
本棚登録日 : 2022年10月10日

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