超一流の雑談力

著者 :
  • 文響社 (2015年5月20日発売)
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雑談には、人生を変える力がある、とのこと
アイスブレークでスムースに話を進めることができるかと思い、手にしました。
雑談だけではなく、本論にも、でたり入ったりしている点が気になりました。明確に分けた方が良いと思いました。

気になったころは以下です。

・その人に対するおおむねの評価は会話が始まってから1分、最長でも4分で決まる。
・会話の序盤んで取り入れてほしいテクニックは、適度な「自己開示」。自慢話はしない。
・なにかエピソードを伝えるときも、30秒から長くても1分以内にすること
・話を分かりやすくするコツ。①一文を短くする ②リズミカルに話す
・考えなしではなく、話の終着点を考えながら、雑談しよう。
・声は高めに明るく
・人前で気楽に話せるように訓練しましょう。頭でわかってても、人に伝えるのは簡単ではありません。わかったつもりになっているが、実はわかっていない。

・雑談のコツは相手をのせること
・雑談に適したテーマ 気候、相手の会社情報、衣服、健康、趣味、最近のニュース、共通のこと、出身地、血液型、仕事
 ※「木戸に立ちかけせし(きどにたちかせし)衣食住」の現代版。
 「き」気候、「ど」道楽、「に」ニュース、「た」旅、「ち」知人、「か」家庭、「け」健康、「せ」世間、「し」仕事、「衣食住」は衣食住。
・逆に話してはいけないのは、宗教、政治。
・時代の流れをつかむためにも、新聞は、読むべき

・話すときには、人の目をみる。みれなければ、ネクタイのあたりを見る。
・人は、好きなことや長所を語るときに、表情が明るくなる。
・雑談に「なぜ?」の質問はやめましょう。相手が考えることになり会話がとまってしまう。知識のレベルもあり相手が困ってしまうケースもあるから。
・知らなかったら、聞くのが「誠実」。わからなかったら、聞くこと。
・相手の考えを整理する。メモをとる。図にしてみる。○〇ですか、とオウム返しに確認する。できれば、自分なりに要約して、〇〇ですねと確認する。
・聞くは話すの3倍労力が必要。会話が長くなれば、聞き漏れもおきる。

・人は初めて出会った相手を、最初の2秒で値踏みする。
・意見が食い違ったときのもどし言葉。「うかつでした」。相手に反論してはいけない。
・以前あった人なら、前に話をしていたことを交えて話しをする。
・丁寧に話すこと。ただし、慇懃無礼にならないように。話す内容はあくまでも、フレンドリーに。
・語尾をにごさないように、はっきりと言い切る。
・相手のタイプを見極めて話をすること
  ①言いたいことをはっきり言うタイプ
  ②とてもやさしい感じがするタイプ
  ③分析家といわれるタイプ
  ④明るく社交的なタイプ
  ⑤おとなしい、控えめタイプ

・キーマンに好印象を残せるかがポイント。キーマンは上席者や年長者でない場合もあるので注意。

・このポイントは3つありますで、相手を引き付ける
・話す時間は、どんなに長くても17秒以内で、できれば10秒以内で。人間の脳は17秒の会話を記録するのが限界なので。
・相手が熟考している時は、割り込まないこと。


もくじ は、以下です。

はじめに

第1章 「超一流の雑談」の始め方
第2章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?
第3章 思わず心を許してしまう聞き方
第4章 出会ってすぐに距離を縮める方法
第5章 さらに距離を縮める二度目の雑談
第6章 相手によって話し方や話題を変える
第7章 雑談から本題への移り方
第8章 今日から始める雑談トレーニング

おわりに

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: コミュニケーション
感想投稿日 : 2022年9月1日
本棚登録日 : 2022年8月28日

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