紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす

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  • 朝日出版社 (2015年4月25日発売)
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紋切り型の言葉によって、表現する側から押し付けられる価値観に対しての批評集。
乙武くんはなぜ「くん」なのか、「ニッポン」の持つ効用について、24時間テレビの欺瞞性について、女性参加を標榜する男社会の立ち居振る舞いなど、その批評眼はとではも鋭い。
小田嶋隆ライクな皮肉の聞いた文章も読んでいて小気味よかった。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 社会学
感想投稿日 : 2015年9月8日
本棚登録日 : 2015年9月8日

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