上巻はベルナール宛の書簡を収録している。そのうち前半はベルナールによる序文。画家の後輩に向けたもので芸術に関する思索や年長者としての諭しが多い。自己を客観視した文体は鋭く内容も面白いけど、弟テオ宛の中巻下巻にあった、自己や世界をどこまでもどこまでも深く掘り下げていくような感覚は得られずちょっと物足りない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
7 芸術・美術
- 感想投稿日 : 2014年10月19日
- 読了日 : 2014年10月19日
- 本棚登録日 : 2014年10月19日
みんなの感想をみる