三世紀中頃の倭国を舞台にした忍者(?)アクション物語。
倭人伝にある魏使の張政が敵キャラとして大活躍しています。全体として大陸との関係を重視したらしく、和(倭)風っぽさがぬけてスケールの大きい独特の世界が展開します。
崩壊した邪馬台国(甘木市あたり)を捨てて東の国へ新しい国造りのため旅立つ、というラストをみると主人公・雷火が神武天皇のようです。金印が蛇に呑み込まれ消えていくシーンは今日まで見つからない金印と邪馬台国をよくあらわしているようで、私は好きです。
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記紀:マンガ
- 感想投稿日 : 2011年11月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月3日
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