梵漢和対照・現代語訳 維摩経

著者 :
  • 岩波書店 (2011年8月27日発売)
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感想 : 2
5

『仏教、本当の教え』 (植木雅俊/中公新書)
 http://booklog.jp/users/murasakiasano/archives/4121021355
が、面白かったので、きっと、この本も期待を裏切らないでしょう。

注文しました。
(2013年2月15日)

届きました。
http://goo.gl/2KyXY
(2013年2月16日)

読み始めました。
(2013年9月1日)

毎日、少しずつ読んでいます。100ページまできました。
(2013年10月10日)

 列車の中に立って、
 『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』(植木雅俊 訳/岩波書店)
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0254130.html
 を、読んでいます。
 いまどき流行らない、見た目からして分厚くて重たそうな本です。

 隣に立っていた、私と同年輩のお兄さんが、
 不意に私に質問します。
 「それは何の本ですか。聖書ですか」

 この『維摩経』(ゆいまきょう)の本は、横組みです。
 偶数ページ(左ページ)が梵語(サンスクリット)、
 奇数ページ(右ページ)が和訳という構成です。
 
 たしかに、キリスト教の「聖書」のようにも見えます。
 厚さを除けば、ホテルの部屋に置いてある
 英和対照の『新約聖書』に似ています。

 お兄さんに、これは仏教の「お経」であることを告げると、
 どんな中身なのか、面白いのか、と、次から次へと
 質問責めに遭います。

 一生懸命、答えているうちに、お兄さんの降りる駅が来ました。
 お互いに一礼して、別れます。

 不意に現れ、去っていったお兄さんは、
 ひょっとして、
 『維摩経』の主人公・維摩詰(ゆいまきつ)だったのかも。

     *

 脳が、汗をかきました。

(2013年10月25日)

200ページ、読みました。
三分の一。
(2013年10月28日)

300ページです。
(2013年11月13日)

400ページです。「不二の法門」。
(2013年11月29日)

サンスクリットのローマ字化された部分も、
意味は分からないのですが、黙読し続けていたら、
何の単語だか、ところどころ見当がつくようにまりました。
ためしに、「般若心経」小品のサンスクリットのローマ字化されたものを

黙読してみたら、前は、読みとおすのがつらかったのに、
そうはならなくなりました。
だから? という話ですが。
(2013年12月9日)

これこそ、本。
(2013年12月18日)

もうすぐ読み終えます。
終わったら、漢訳の部分と日本語訳の部分だけ
読み返す予定です。
(2013年12月26日)

読み終えました。
(2013年12月26日)

漢訳の部分を通読しています。
(2013年12月28日)

以下、気になった点です。
【88ページ】
漢訳 §14 4行目 是の故に、【、】彼に詣りて  読点を1つトル
【155ページ】
11行目 園林 ←ここにルビ?(14行目に ルビあります。)
【180ページ】
訳註150 「財施の祠」(【玄奘】訳) ←ヌケ?
【242ページ】
漢訳§2 4行目 著 のルビ、初出(行頭)に移動?
【343ページ】
訳註239 後ろから2行目 旧【約】←訳
(2013年12月29日)

漢訳の部分を再読しました。
(2014年1月5日)

現代語訳の部分を再読しました。
(2014年1月11日)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典
感想投稿日 : 2011年12月15日
読了日 : 2013年12月27日
本棚登録日 : 2014年1月11日

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