できることなら何の前情報も入れずに観てほしい映画。以下ネタバレしますのでご注意ください。
もーこれ絶対禁句。
「どんでん返しがすごい」。
どんでん返しがあるってネタバレしたらどんでん返しじゃないでしょうが!
観る前からどんでん返しがすごいすごいと言われすぎて、もはや予定調和。この映画の少し前に「プレステージ」を観てしまったのも不運だった。(作中にこの映画のキモの部分とよく似た手品をするマジシャンが出てくる)
「お願いだからそうならないでくれ! 予想通りだから!」という方向に進んでそのまま結末を迎えてしまった。とはいえ、だからくだらないということではない。20年も前の映画であることも考慮に入れる必要はあるだろう。いまではもっと凝ったプロットの作品が溢れているけど、公開当時はそうでもなかったんじゃないかな。
結末は予想通りでも、ヴァーバル(ケヴィン・スペイシー)やどうみても日系人に見えないコバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)たちの演技がよくて結構楽しめた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画:洋画
- 感想投稿日 : 2015年2月23日
- 読了日 : 2015年1月29日
- 本棚登録日 : 2015年1月29日
みんなの感想をみる