かず子を語り手に据えながらも、登場人物たちの群像劇としての側面も持つ面白い作品だと思われる。
多方面からお薦めされただけのことはあり、これは読んでみてよかった。
余談。
ヴィヨンの妻がそれほど自分に響かなかった経験を持つので、同じ作家の作品でもここまで印象が変わるとは思わず、とてもよい経験になった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会人
- 感想投稿日 : 2017年5月21日
- 読了日 : 2017年5月21日
- 本棚登録日 : 2017年5月21日
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