全6巻中の最終巻。
ここまで伏せられていたコーフィーの秘密が明らかになる。人が人を裁くしかないのだが、その難しさもまた画然たる事実として存在する。そして、一度決まった決定はなかなか覆らない。「こうだ」と思い込んでしまう固定観念なのか、人のプライドが邪魔をするのかはわからないが。本作はSF的な要素を入れつつも、そのあたりの問題も浮き彫りになっている。
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- 感想投稿日 : 2021年10月3日
- 読了日 : 2021年9月30日
- 本棚登録日 : 2021年9月30日
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