明野照葉さんの本を久しぶりに読んだ。こんなに面白かったっけ、と思うくらい、本作は面白くてビックリした。営業成績トップで、美人でスタイルが良く、物腰柔らかく、完璧な女性――女神のような存在の君島沙和子。彼女に憧れた営業事務の真澄が君島沙和子観察ノートをつけるうちに、彼女の知られざる別の顔と過去が浮かび上がる。「自分を投げ出して、演じれば楽になる」というのは誰もが共感するところではないか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
明野照葉
- 感想投稿日 : 2018年4月26日
- 読了日 : 2018年4月26日
- 本棚登録日 : 2018年4月26日
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