村上龍さんの作品は初めて。
カンブリア宮殿の人と同一人物と知ったのも
少し前…笑
1年くらい前に買ってたのを1日かけて読んだ。
これは本当に同じ日本なのか、と思って
いかに自分が平和ボケしているなぁって…笑
読んでて感じた攻撃性や不気味という感覚が
社会の風潮やメッセージを強く感じた。
10代のときのほうが、こういう本を欲してた
気がするのは青年期特有の脆さや凶器とか
あったからなのかなあ。それとも今の
自分のメンタルが落ち着いてないのか笑
コロナの緊急事態宣言が終わったら
もう一度読み直してみよう!
でも、その時代の流れを掴むのにいい気がする。
かなり残虐性が描かれているし、気持ちを抉られた
感覚もする中で、他者とのコミュニケーション、
生きることに対してもっと考えろという、訴えも
感じて考えさせられた。
フランクがホラー映画が好きな人は刺激を欲しがり、安心したいんだ。どきどきする映画が終わって自分や世界が依存としてちゃんと存在していることで安心する。と言っていて、なるほどなあと。
あと想像力の話でポジティブに発揮されれば
芸術や科学を生む、ネガティブに発揮されると
恐怖や不安、憎悪という形になり自身に返って
くると…。そういうネガティブな感情も活きる
前向きさが欲しいと思った!
自分は危険回避が出来たり
ネガティブって悪いことじゃないと思ってて
だけど前向きには生きたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月5日
- 読了日 : 2020年5月5日
- 本棚登録日 : 2020年5月5日
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