劇場公開以来久々に観ました。当時は「すいぶん奇抜な話だなぁ」と思ったものですが、まさか10年たって、実際にロシアの空港の乗り継ぎエリアで1ヶ月も過ごすアメリカ人が出てくるなんて思いもしませんでしたよ(時代先取りだな)
国際空港が舞台というだけで胸躍るわけですが、そこで働いている下級労働者の姿がやはり気になります。みんな移民なんですよね。そんな彼らが主人公に共感して援助の手を差し伸べる。そこにまず感動してしまいます。もちろんそれも、逆境に置かれながらその人柄とポジティブなオーラで周囲を巻き込んでいく主人公の「人間力」あっての話。
それと、いまの自分の立場からすると、スタンリー・トゥッチ演じる空港の保安責任者の立場もよくわかっちゃうのが悲しかったり…(彼、悪い奴じゃないですよ)
キャストでは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの美しさは際立っていますが(ショートボブの髪型も素晴らしすぎです)、当時は気にも留めなかった入国審査係の女の子がゾーイ・サルダナだったとは。笑顔がキュートでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:ドラマ
- 感想投稿日 : 2013年10月4日
- 読了日 : 2013年10月2日
- 本棚登録日 : 2013年10月2日
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