昔一度見たんですけど、「僕はあなたを幸せにする自信はありません。でも僕が幸せになる自信はあります」というハマちゃんのプロポーズのセリフがなぜか印象残ってます。美人で底抜けに明るくて気立がよいミチコさんを演じる石田えりがすごくいいんですよねぇ。
「若い師を持つのはいいことだ」というのは「天地明察」のセリフだと思いますが、このシリーズのスーさんの姿をみるとその通りだと思うのです。年齢や経験を重ねれば人間は自然と驕りや傲慢が出てくるもので、プライドや見栄を捨て、謙虚な姿勢をとらなくては、若い師から学ぶことはできません。その点でスーさんは器量が大きく、私はとても憧れるのです。
ハマちゃんとスーさんがお別れするラストが意外でしたが、元々ただの「男はつらいよ」の同時上映作品で、一話完結作品だったんですね。もちろん色々魅力の詰まった作品ですから、好評を博してシリーズ化するわけです。もっとも、このシリーズの最大の魅力は、2人が立場や年齢を超えて友情に結ばれるところなんですけど、そこの部分はまだまだこれから、という感じですね。
BS-TBSにて。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
◆映画:コメディ・ユーモア
- 感想投稿日 : 2021年4月18日
- 読了日 : 2021年4月18日
- 本棚登録日 : 2021年4月18日
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