強盗に入ったら、そこの爺ちゃんが盲目なのにめっちゃ強くて、逆に家の中を逃げ回るハメに。なんだかよくわかんない設定ですが、盲目の爺さんが異常に聴力が鋭くて音を立てたら殺されてしまうという設定には工夫があるし(「クワイエット・プレイス」とネタかぶり?)、さまざまなイベントを発生させて、最後まで緊張感が続くので、飽きずに見ることはできました。
ただ心の置き所が難しい映画でもあります。普通に考えたら、爺さんは被害者であり、強盗に入ったほうが悪い。でも爺さんがとんでもない鬼畜であることが途中でわかるし、強盗に入った彼らもそんな悪いやつじゃないし。若者たちを応援しちゃっていいものか、悶々としながら観ていました。まぁこのむずむした感じが本作の最大の個性なのかもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:ホラー
- 感想投稿日 : 2020年2月15日
- 読了日 : 2020年2月7日
- 本棚登録日 : 2020年2月15日
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