スターリン時代のソ連の恐怖政治が恐ろしくて2時間半もの間ずっと緊迫感に包まれてしまいました。「楽園に殺人事件は存在しない」ので、捜査しようものなら反逆者とみなされ、恐ろしい目にあいます。真犯人にたどり着いたこと、奥さんから真の愛を得られたこと、は良かったです。ただ、タイトルやサブタイトルは置くだけで掘り下げていませんし、孤児問題が物語に深みを与えるわけでもありません。ここは肩透かしでした。
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- 感想投稿日 : 2019年3月4日
- 読了日 : 2019年3月4日
- 本棚登録日 : 2019年3月4日
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