小説・秒速5センチメートル (文庫ダ・ヴィンチ)

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  • メディアファクトリー (2012年10月24日発売)
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感想 : 68
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 センチメンタル満載だったなあ。

 男の人は、初恋が忘れられないって
 いうけれど、まさにそんなお話だった。

 タカキくんの時間は、あの雪の降る
 2人きりの夜から止まったまま。

 なんだかね、素敵すぎる思い出も
 いただけないなと思いました。

 いつまでも大切にしすぎて、
 そこから動けなくなってしまうことも
 あるから。

 タカキくんは、自覚している以上に、
 ずっと彼女と過ごした日々を
 夢見ていたみたいだ。
 「今」を、生きていなかった。

 だから、あきらめて離れていったの
 だと思う。どの女の子も。

 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新海誠
感想投稿日 : 2013年7月14日
読了日 : 2013年7月14日
本棚登録日 : 2013年7月14日

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