職業としての小説家 (Switch library)

著者 :
  • スイッチパブリッシング (2015年9月10日発売)
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本棚登録 : 2805
感想 : 377
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富山のユースホステルにて。

小説を読むことはあっても、小説家が自身の職業について語るのを読むのは初めてで、新鮮だった。
面白かったのは、自身の小説の書き方や、小説家になるキッカケ、登場人物の設定方法など、
私たち小説家でない人が、想像できないことを、擬似的に少しばかり経験できたこと。

【以下メモ】
小説家のエゴイスティックな部分と寛容な部分。小説を書くことは簡単だが、小説家であり続けることは至難の業。

村上さんの苦労に満ちた20代(カフェ経営時代)
小説描きになる天啓みたいなもの。
苦労を経て、人間としてタフになった、という言葉は、今の自分にとって、少しの支えとなった。

楽しく描く。目の前で登場人物が動き出す。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月5日
読了日 : 2018年11月5日
本棚登録日 : 2018年11月5日

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