ヤマト運輸、小倉昌男さん。偉大な経営者として尊敬されるの人物像とは重なりつつも、悩めるもうひとつの姿。家族との関係がうまく構築できなかった一人の家庭人、父親としての姿。少しずつ謎をときあかすノンフィクションスタイルで、読み物としても読み応えがある。本当にこれが真実なのだろうかと疑いを持つくらい、引き込まれた。
著名な経営人、有名人でなく一般人であっても、家族との軋轢は語りたくないことだろう。そして逆にそれでも偉業を成し遂げた偉大さが記憶に残った。
読書状況:読み終わった
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人物
- 感想投稿日 : 2017年3月7日
- 読了日 : 2017年3月7日
- 本棚登録日 : 2017年3月7日
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