"妻の地雷"を踏まない本

著者 :
  • ぴあ (2018年11月16日発売)
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感想 : 9
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こんにちは!
テラケンです!
今回、紹介する本は、"妻の地雷"を踏まない本です。
以前、紹介した「「めんどくさい」がなくなる本」(発行部数20万部!)の著者 鶴田豊和氏の本です。

妻の地雷踏みまくって、家に帰りたくないとか、このコロナ禍で自宅で妻とバトルとか面倒くさい状態になってる人にはお勧めします。

僕も、もちろん踏んでます。踏んだ後の家の中の、"イヤーな感じ"、あれは心が休まらない、、、。

仕事の関係でママさん達の話を聞く機会が多い僕でも地雷踏みます。この本を読めば世の中の夫婦の苦悩が改善されるかも。この本の需要はうなぎ登りに違いない!(?_?)

[紹介]

第1章 妻に頼りすぎの夫
第2章 状況がわかっていない夫
第3章 育児が出来ない夫
第4章 自分勝手な夫
第5章 妻の気持ちがわかっていない夫

で構成されています。

以前、数人の同僚の女性から聞いて妻の怒りは、

「明らかに体調悪いのに「夕飯どうする?」と聞いてくる。」事。これは本書でもとりあげられています。

いやー、我が家でもこの問題はつい最近までありました。

解決したのは、「具合悪いなら食べやすそうなうどんやそば作るよ。」とすぐに行動移すようになってからかな。まあ、タイミングが悪いと叱られるけど。妻は長女で僕は末っ子なんで多少、叱られても平気です。

本書でも解決策として
「夫は妻の考える負担を低くみがち。体調を崩してる妻に不用意に「夕飯どうする」と聞かない。妻の分は作るなどしましょう。」と伝えてくれています。

また、妻が外出する時に何気なく「何時に帰ってくる」か聞くと、いやーな顔されます。最近は妻から帰宅予定時間教えてくれるようになりました。
本文でも
妻の外出について「いつ帰宅するの?」と聞く事で「女性は“夫が早く帰って貰いたいと言葉の背景を探る“ので妻には言葉通りだと根気よく伝える。」
事と教えてくれます。

このように男女の違いを明確に伝えてくれる書籍は貴重です。男女の考え方の違いを知る事は、組織で働く異性の考え方との違いを知るきっかけとなり、人間関係をよりスムーズにしてくれると思います。

著者の鶴田豊和さんは 行動心理コンサルタント 。一般社団法人 本質力開発協会代表理事。 もともと Microsoft の人事として、数千人の面接経験を持ち様々なキャリアに精通している方でした。 Microsoft 社内でトップ3%以内の成果を出し その後独立し「誰もが無理なく自然体で結果を出せる行動心理メソッドを普及しました。著書にはシリーズ累計発行部数20万円部の「めんどくさい」がなくなる本「つまらない」がなくなる本と 訳書に「心に響くことだけをやりなさい」などがあります。

自分の夫婦の状況が、しっくりいかない人やこれから結婚後のイメージをしたい人にはお勧めします。事前に同棲をしてみないと相手の良くない事もわかりませんが、この本を読めば男女双方が相手に"どう聞こうか?"という聞き方のヒントも得られると思います。是非、一読する事をお勧めします!





読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月17日
読了日 : 2021年1月15日
本棚登録日 : 2021年1月15日

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