ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年7月1日発売)
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感想 : 175

上巻でローマに敗れたカルタゴからハンニバルが登場。スペインから象を連れてイタリアを攻めてくる。
ローマは若いハンニバルの戦法に負け続き、蓄えてきたものを次々失う8年間。

でもローマも少しずつ奪還。カプア・シラクサ・ターラントを再復。シラクサにアルキメデスが登場、他の人物と全く違った個性をもっていて面白い。誤って死なせてしまったことをマルケルスはひどく残念がっていたとのこと。

ローマはスペインを若者スキピオに託す。すっごく素敵に書かれていて、下巻が楽しみ。惚れそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 塩野七生
感想投稿日 : 2018年2月24日
読了日 : 2011年5月8日
本棚登録日 : 2011年5月8日

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