ローマ人の物語 (15) パクス・ロマーナ(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年10月28日発売)
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本棚登録 : 1375
感想 : 95

上巻よりやや面白いかなと思いながら読んでいました。
やっとオーストリアが顔を見せましたし。

でも後半あたりから急激に面白くなってきました!

アグリッパ、マエケナス、ドゥルースス、ティベリウスについて書かれるようになってからです。皆魅力的に書かれています。

本の最初に人物相関図……じゃなかった、ユリウス=クラウディウス朝系図が紹介されているのがここで活きてきます。

冷静なアウグストゥスでも血統にこだわりだすと苦労することが多いですね。フランツ・ヨーゼフ1世を思い出しましたが、きっとそういう例は他にもたくさんあるのでしょう。

アウグストゥス45歳~57歳

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 塩野七生
感想投稿日 : 2018年2月24日
読了日 : 2011年6月12日
本棚登録日 : 2011年6月12日

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