上巻よりやや面白いかなと思いながら読んでいました。
やっとオーストリアが顔を見せましたし。
でも後半あたりから急激に面白くなってきました!
アグリッパ、マエケナス、ドゥルースス、ティベリウスについて書かれるようになってからです。皆魅力的に書かれています。
本の最初に人物相関図……じゃなかった、ユリウス=クラウディウス朝系図が紹介されているのがここで活きてきます。
冷静なアウグストゥスでも血統にこだわりだすと苦労することが多いですね。フランツ・ヨーゼフ1世を思い出しましたが、きっとそういう例は他にもたくさんあるのでしょう。
アウグストゥス45歳~57歳
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
塩野七生
- 感想投稿日 : 2018年2月24日
- 読了日 : 2011年6月12日
- 本棚登録日 : 2011年6月12日
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