世界史 下 (中公文庫 マ 10-4)

  • 中央公論新社 (2008年1月25日発売)
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本棚登録 : 3275
感想 : 142

上巻に比べて、既知の内容が増えた分理解できるところも増えたけど、やっぱり難しいです。
理由のひとつは、英語で書かれた物を日本語にしているということもあると思います。その中でも語順が違うということが大きいように思います。
もし日本が過去のどこかで植民地化されていて、英語を母国語のように使えていたら。この本をもっと楽に読めたのかなと思ったりもします。

上巻よりも、日本について書かれている部分が増えます。相変わらず例外の国です。
ただ、幕末あたりからの日本についてのマクニールさんのお言葉には、目頭が熱くなりました。
私も幕末は好きなんですが、こんなに世界を広く深く知っているマクニールさんにあのように語ってもらえると、本当にあの頃の日本人て立派だったんだなあと改めて思いました。

自分も同じ日本人として恥ずかしくない生き方をしていきたいと思いました。

この本はここで完結ですが、マクニールさんのエッセイが読めたらいいな。
その後の世界のいろいろな出来事について語ってほしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ☆世界史☆
感想投稿日 : 2018年2月27日
読了日 : 2012年7月24日
本棚登録日 : 2012年7月24日

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