『男性論』というより、『人生論』『自己啓発』の本だと思いました。
思いがけず大好きな須賀敦子さんのことが語られていて、本当にとても嬉しかったです。
寛容であること、時間軸を長くとること、常に成長すべく好奇心を持ち続けることなど,
自分にできることはたくさんあります。
でも、すべてヤマザキマリさんのようにするには、元々の能力がちがいすぎると思う。
日本的な商習慣文化のところは、読んでいてちょっと辛かったです。
馴れ合いになって多くの中心人物たちが満足している状態を変えるというのは、大変なことだと思います。
自分は失敗してもやりたいように進んで行けても
他人を変えるのは難しいことなのだと改めて考えさせられました。
この本の最後でその話に触れてほしくなかったというのが本音です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
池田・里中・ヤマザキ・西原・益田
- 感想投稿日 : 2018年3月18日
- 読了日 : 2015年1月13日
- 本棚登録日 : 2015年1月13日
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