恋するフェルメール 37作品への旅 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2010年9月15日発売)
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「恋するフェルメール」有吉玉青著、講談社文庫、2010.09.15
332p ¥710 C0195 (2024.04.24読了)(2019.08.30購入)
副題「37作品への旅」
単行本は、2007年7月に白水社より刊行。

【目次】
マイ・ファースト・フェルメール―『合奏』 1990年10月/ボストン
喧騒の街の片隅で―『窓辺で水差しを持つ女』 1991‐2年/ニューヨーク
飽きない理由―『眠る女』 1991‐2年/ニューヨーク
あばたもえくぼ―『少女』『信仰の寓意』 1991‐2年/ニューヨーク
ドアの向こうに恋人がいる―『牛乳を注ぐ女』1 1992年8月/アムステルダム
静かなる決心
小さき花のごとく―『レースを編む女』『天文学者』 1992年9月/パリ
ハーグへ!
あるとき突然に―『ダイアナとニンフたち』『聖女プラクセデス』『マリアとマルタの家のキリスト』『二人の紳士と女』 1996年3月/ハーグ
フェルメール時間―『手紙を読む青衣の女』『牛乳を注ぐ女』2 1996年3月/ハーグ
最後の決め手 1996年3月/ハーグ
少女のまなざし 1996年3月/ハーグ
横並びの絆 1996年3月/ハーグ
デルフトを歩く 1996年3月/デルフト
その一枚の絵のために
口絵
あふれる思い
門外不出ということ 1996年5月/ニューヨーク
フェルメールがやってきた! 2000年4月/大阪
フェルメールの敗北 2000年10月/ウィーン
意外な再会 2004年4月/上野
ふえるフェルメール
カメラ・オブスクーラの中へ 2005年3月/フランクフルト
絵葉書の記憶 2005年3月/ベルリン
修正のあと 2005年6月/上野
画家の矜持 2006年6月/ロンドン
円、開かれたまま 2006年7月/ロンドン
絵の経る時 2006年7月/ロンドン
フェルメールの音
フェルメール・イン・クリスマス 2006年12月/ドレスデン
あとがき
フェルメールが描きたかったもの 文庫版のあとがきにかえて
作品集相美術館一覧

☆関連図書(既読)
「フェルメール」黒江光彦著、新潮美術文庫、1975.04.25
「フェルメールの世界」小林頼子著、NHKブックス、1999.10.30
「盗まれたフェルメール」朽木ゆり子著、新潮選書、2000.03.30
「真珠の耳飾りの少女」トレイシー・シュヴァリエ著・木下哲夫訳、白水Uブックス、2004.04.05
「フェルメール全点踏破の旅」朽木ゆり子著、集英社新書、2006.09.20
「フェルメール光の王国」福岡伸一著、木楽舎、2011.08.01
「フェルメール静けさの謎を解く」藤田令伊著、集英社新書、2011.12.21
(「BOOK」データベースより)amazon
ボストンではじめてフェルメールを見ようと訪ねた美術館では、『合奏』は盗まれていた!一九九〇年に始まった世界各地の作品を訪ね歩く旅に、新たにフェルメール作と認定された『ヴァージナルの前に座る若い女』が加わった。絵の具によって描かれた光に魅了され、絵と向き合う歓びがあふれるエッセイ集。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 美術
感想投稿日 : 2019年10月5日
読了日 : 2024年4月24日
本棚登録日 : 2024年4月21日

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